2007年5月 1日 (火)

GW

なんだかんだで、GWも前半が終了、オイラはカレンダー通りなので今日、明日は普通に仕事です。

そういえば、最近読んだ本というのを全然紹介していなかったので、まとめて何冊かご紹介します。

まずは、以前に紹介した狐笛のかなたの作者、上橋 菜穂子の「精霊の守り人」。この作品は、作者のライフワークともいえる「守り人シリーズ」の第一作です。
ここのところ、上橋 菜穂子があちこちで取り上げられていて、この「精霊の守り人」もNHKでアニメが放映されています。お話としては、西洋とも東洋ともつかない架空の世界を舞台にした冒険ファンタジーなんですが、作者独特の世界観があって、なかなか読み応えがあります。ゲームでも、RPG好きな人は楽しめるかな。


続いて、おなじみ京極夏彦「後の巷説百物語(のちのこうせつひゃくものがたり)」。これは、「巷説百物語」「続巷説百物語」に続くシリーズ3作目、老いた狂言回しの山岡百助が過去の体験談を語るという設定で、過去2作品とは少々趣が異なっています。
とはいえ、京極夏彦描くところの妖怪譚はファンなら充分に楽しめます。このシリーズは、もう1作品「前巷説百物語」というのがあって完結のようですが、実は作品中に「京極堂シリーズ」の伏線になる話が含まれているので、ファンにとってはなかなか楽しめるシリーズになっています。この人の全ての作品に言えることですが、この作品も文庫本としては異例の3cmという厚さなので、持ち歩くのはちょっと大変ですが、GWにじっくり腰を据えて読むのもいいかもしれません。


ところで話は変わりますが、昨日とうとう残っていたメダカが死んでしまいました。最初から残っていた1匹なのでとても残念です。
ヨメが今年は睡蓮を育てたいといっているので、いっそのこと睡蓮鉢でメダカを育てようかなあ。
メダカ水槽はとうとうエビと貝だけになってしまいました。ここのところ、駆除し損ねたモノアラ貝が増えてきて、毎日駆除に追われています。

卵を持ったミナミヌマエビはまだ卵を抱いたままですが、そろそろ孵るのかな〜と楽しみにしています。金魚2匹は元気で食欲も旺盛です。やっぱりエビは別にして稚エビが食べられないようにしないとあっという間に全滅かなあ(^^;

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2007年1月19日 (金)

しゃばけ

最近、しゃばけという小説がちょっと人気のようです。
簡単に言うと、あやかしを見ることができる超虚弱体質の若旦那一太郎が、あやかし達の情報収集能力を使って事件を解決する捕物帖の連作シリーズで、現在6冊発行されています。

作者は畠中恵という人で、もともと漫画家としてデビューし、その後小説家になったという変わった経歴の持ち主です。最初に文庫を見かけたときは、よくある妖怪物かな、ぐらいに思ったんですが都筑道夫の小説講座出身というのを見て興味を惹かれました。内容的には、ちょっと不満な部分もありますが、あまり肩肘張らずに楽しめるシリーズです。

ところで、オイラが一番好きな小説家が都筑道夫なんです。世間的にはあまり有名な人ではありませんが、知る人ぞ知るというか、玄人受けする作家です。残念ながら2003年11月27日に亡くなってしまいましたが、いまだに熱烈なファンが多くいますし、師事したり影響を受けたという作家も多いようです。

都筑道夫は一応、推理作家ということになっていますが実際はあらゆるジャンルの小説を書いています。冒険小説や時代伝奇小説、ポルノグラフィーから怪奇小説など、挙げればきりがないほどです。

絶版になっている物も多いですが、光文社文庫からいくつかの作品が再版されているので、興味のある方は探してみてください。なかでも「なめくじ長屋捕り物さわぎ」というシリーズは、しゃばけはもちろん、宮部みゆきの捕物帖にも影響を与えているぐらい素晴らしい作品ですので、これはぜひ読んで欲しいですね。

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2007年1月16日 (火)

フリーペーパー

最近は、色々なフリーペーパーが出ていますが、有名なところではR-25L-25といったコラム誌やホットペッパーなどのクーポン誌がありますが、今朝秋葉原の駅を出るとコミック・ガンボというコミック誌の創刊号を配っていました。

初めオイラは「はあ、創刊号だから無料なのか」と思ったんですが、なんとこのコミック誌、フリーペーパーらしいのです。毎週火曜発行の週刊誌で、しかも無料! ちょっと驚きです。

ボリュームは、いわゆる普通の青年誌(ヤンジャンなど)と同じく、200ページ以上あって、グラビアページもあります。

さすがに有名どころの作家はあまり見当たりませんが、江川達也の新作「BOCCHAN(坊ちゃん)」があったり、無料にしては気合いが入っています。

その他、相当古いですが村上もとかの「岳人列伝(クライマーれつでん)」(創刊記念特別集中連載)や吉田ひろゆきの読み切り「黒草子」などがあります。

パッと見、いかにも三流誌(笑)ですが、今後どうなるかちょっと注目です。フリーペーパーという割りには広告が少なめですが、果たしてこの先魅力的な作品を供給し続けられるかがカギだと思うんですが・・・。

個人的には巻頭カラー連載の「いたはししゅうほう」に「おおっ」とうなりましたが、一般受けはしない気がします(^^;

うーん、長続きするのかなあ。

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2006年12月21日 (木)

最近読んだ本

今週読んだ本

狐笛のかなた Book 狐笛のかなた

著者:上橋 菜穂子
販売元:新潮社
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著者は、児童文学では有名な方のようで、今まで未読でしたが、本屋で見かけて購入。簡単に言えば時代モノのファンタジーですが、なかなか面白いです。最近、殺伐とした戦争モノや翻訳小説ばかり読んでいたので、なんだか懐かしいような、切ないような気持ちになれた一冊でした。

ぱいかじ南海作戦 Book ぱいかじ南海作戦

著者:椎名 誠
販売元:新潮社
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エッセイの他は、SF、日常的異常小説、自伝的小説を書いてきた著者の珍しいタイプの小説。会社が倒産し、妻とも離婚した36歳の「オレ」が沖縄・西表島で繰り広げる「海浜生活」の顛末・・・とあらすじを書くとこんなカンジですが、彼のエッセイを読んでいる人には、モデルは著者自身で、小説自体の発想のモトはあの時の取材旅行だなとすぐにわかっちゃいます。

以前はシーナマコトが好きで随分読みましたが、最近はちょっとグチや説教、エッセイも以前の焼き直しが多いなど、少々彼の作品からは離れていました。しかし、久々に読んだこの作品は面白かったです。椎名誠の作品を全く知らない人が読んだ方がかえって面白く読めるかも。もっとも、主人公がイキナリ見知らぬ浜辺で見知らぬ怪しげなホームレスな人々と海浜生活を始めるというシチュエーションは不自然に思えるかもしれませんが、特に気にしなければ最後まで一気に読めるとおもいます。

彼の作品には珍しく、登場する関西ギャル2人組のキャラクターがとてもイイ。もっとも、話の展開が読めてしまうのはご愛敬ですが。ラストに向かって、どんなオチを用意しているのかと思ったら、結構意外な展開で、この先はどうなるんだぁ〜!と叫びたくなるかも。もしかしたら、続編を考えているのかな?というようなラストシーンです。気軽に読みたい人にはお勧め。

虚無回廊〈1〉 Book 虚無回廊〈1〉

著者:小松 左京
販売元:角川春樹事務所
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虚無回廊〈2〉 ハルキ文庫 Book 虚無回廊〈2〉 ハルキ文庫

著者:小松 左京
販売元:角川春樹事務所
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この2冊は再読(というよりもう何十回も読んでいます)。
日本SF界の重鎮、小松左京が描く「人間とは何か」「知性とはなにか」を問う壮大なスケールの作品。
舞台は未来の地球。地球から5.8光年の地点に突如として巨大な完全円筒形の物体が出現したことから、その物体SS(Super Structure)に超AIの発展型の完全自立型人工知能AE(Artificial Existence=人工実存)を送り出すことになる・・・といったところが話の発端なんですが、相変わらず、緻密な資料に基づく世界観の構築と、壮大なスケール感には圧倒されるばかりです。
HE(彼)と呼ばれるAEがSSに接近していくところから、多種多様な知的生命体との遭遇と、息もつかせぬ展開で、この辺のお手並みはさすがというところです。

虚無回廊〈3〉 Book 虚無回廊〈3〉

著者:小松 左京
販売元:角川春樹事務所
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現在、角川書店から文庫で「虚無回廊I・II」ハードカバーで「虚無回廊III」が出版されていますが、残念ながら未完です(^_^; っていうか、著者の年齢からしてこのまま未完の大作になっちゃう気がします。うーん、できれば完結して欲しいんですが・・・無理ッスかねえ(^_^;;;;

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